石崎先生(平成6年(2004)没)のお宅が、県道バイパスの用地内に入ってしまい、昨年取壊され、移転しました。そんなこともあってか、石崎先生の蔵書が石崎家から島区民会に寄贈され、現在は「石崎文庫」と名付けられて、島コミュニティセンターの図書室にあります。
「石崎文庫」には、一般の市販本だけでなく、「東十二丁目誌」の原稿や東十二丁目関係の古文書等のコピーも含まれ、「内史略」と「南部叢書」の全巻も揃っています。
その公開方法は島区民会で決めることですが、貴重な資料が散逸しないような手立てを願っています。
石崎文庫蔵書台帳
500冊以上の蔵書の大半は、郷土史を中心とした歴史関係と書道関係の書籍・資料です。先生は退職後書道塾を経営していたようです。
東十二丁目古文書目録
石崎先生が調査した東十二丁目関係の古文書の目録です。原資料に調査時期が明記されていませんが、昭和5-60年代の調査と思われます。
東十二丁目誌が刊行されたのは平成2年のこと。先生は昭和52年度以降、市教育委員会の博物館資料調査員を務めていました。
・目録の文書中、「和暦」欄が空白のものは石崎先生作成の原資料に年代が明記されていないものです。(「西暦」欄にある年代は、整理の便のため、私が想定、記入しました。)
・この目録にある資料全てではありませんが、相当数のコピーが○○家文書として「石崎文庫」に収められています。(各○○家文書の内容は現在確認作業中です。)
(2016.7.8掲)
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