「東十二丁目誌」補解の補覚書:
回想の北上川
▪ 瀬音私が小学生や中学生だった頃(昭和30年前後)の思い出…夜中にふと目が覚めると、北上川の瀬音がかなり大きく近くに聞こえることがあった。我家の西側5~600mのところを北上川が北から南に流れており、少し下ったところに … 続きを読む 「東十二丁目誌」補解の補覚書:
回想の北上川
▪ 瀬音私が小学生や中学生だった頃(昭和30年前後)の思い出…夜中にふと目が覚めると、北上川の瀬音がかなり大きく近くに聞こえることがあった。我家の西側5~600mのところを北上川が北から南に流れており、少し下ったところに … 続きを読む 「東十二丁目誌」補解の補覚書:
回想の北上川
本誌「第5章 近世」の「第9節 洪水の苦難」と「第14節 村境論」では「新川文書」(注1)がしばしば引用されています。本節では「新川文書」の中の「普請願帳」から洪水後の普請願上2件を書き下し文(注2)で紹介します。 文化 … 続きを読む 5. 5 北上川新川に苦しむ
本誌「第5章 近世」の「第9節 洪水の苦難」と「第14節 村境論」では「新川文書」(注1)がしばしば引用されています。本稿では「新川文書」の中の「普請願帳」から洪水後の普請願上2件を書き下し文(注2)で紹介します。
◆北上川名称の沿革◆ (東北地建岩手工事事務所編「北上川 第一輯」(S48.3 同所発行)より) はじめに 北上川は、その源を岩手県の北部山塊の中に在る北上山御堂観音の境内より湧出し、丹藤(たんとう)川等北上、奥羽両山脈 … 続きを読む 北上川 -日高見(ひたかみ)とは何か-
前回「照井沼を何故『照井沼』と呼ぶのでしょうか?」と疑問を呈しましたが、灯台下暗し、手持ちの本にありました。若宮四郎著「観光と花巻物語」(注1)の中の「怪談照井沼(照井長者の巻)」。16ページとかなり長い物語になっていま … 続きを読む 照井長者と照井沼 -北上川の変流?-
(小沢俊郎著「北上川に沿って」(「宮沢賢治研究叢書②賢治地理」 1975 学藝書林)より) …(註1)…本流についてはどうだろう。学生時代の北上川観を見ることは、また盛岡附近の北上川観になろう。ただし、「北上川」の名が最 … 続きを読む 賢治の見た北上川