私の行く年・来る年(2023~24)

ほぼ半年ぶり、そして今年最後の投稿になってしまいました。

年頭の投稿で「今年の3大テーマ」として ①田舎の土地・建物の処分、②「東十二丁目誌補解の補」の執筆、③海外旅行の再開 を挙げたのですが、…

① 田舎の土地・建物の処分
引き継ぎ手のない田舎の空き家とその敷地を処分しようと、昨年末に花巻市の「空き家バンク」に登録しました。そう簡単に欲しい人が現れるはずもない、とノンビリ構えていたのですが、1月に入って急展開。「空き家バンク」のネットサイトに公開される前に、欲しいというご夫婦が現れ、しかも空き家に残っている家財などをそのまま残して置いて良いとのこと。
そんな訳で話がとんとん拍子に進み、2月に契約、9月に引渡が完了しました。
建物が母屋約90坪、その他土蔵など4棟50坪弱。土地は宅地・畑合わせて500坪弱。

終活の最難事と思っていた事案があっけなく片付いて一安心。もっとも未だ細々(こまごま)した山林・原野や田畑が15筆、合計1町歩余りが残っています。
実家を処分したら何かしらの感慨を覚えるだろうと思っていたのですが、さしたることも無し…。それも当然かもしれません。この家に両親は住んでいましたが、私が常住していたのは60年以上前で、高校卒業までの15年間ほどだけです。

② 「東十二丁目誌補解の補」の執筆
昨年出版した「東十二丁目誌補解」の追補版みたいのものを纏めてみたいと思い、「できれば今年中、遅くとも来年中には完成のつもり」としてはみたものの、来年中の完成もおぼつきません。
今年できたのは、5月にブログに投稿した「昭和20年代の島小学校」の1章のみ。

テーマはあれこれ頭に浮かぶのですが、膨らむことなく萎んでしまいます。そんな訳でブログの更新も半年近くできずじまい。
今月に入ってようやく次のテーマだけは決まりました。「台風水害と堤防建設」。但し思うように資料が集まるか心もとない…
その他に書いてみたいと思っているのが「戦後昭和20年代の東十二丁目の暮し」。私の関心の中心は当時の「多様性」とそれをもたらした「引揚者」。しかしこれも今となっては情報収集が難しい。物識りの同級生・O君に話を聞けないのが口惜しい限りです。

「東十二丁目誌補解」については、3月に島区民会総会の席上で感謝状を頂戴し、小学校の同級生が出版記念同級会を開いてくれました。出席者13名。今月初めに帰花(花巻帰省)した際に、花巻市立花巻図書館をのぞいてみると、閲覧室の書架に「補解」が「東十二丁目誌」と並んで載っていました。

③ 海外旅行の再開
先ずトルコとかモロッコが頭に浮かんだのですが、いきなり遠くに出かけるのは心もとなくなり、ここから始めようと思い至ったのが、「台湾」。テーマは「台湾で聞く台湾人が歌う日本演歌」、舞台でもカラオケで良いから現地で聞いてみたい!
しかしあれこれ調べているうちに、意欲減退! やっぱり今更海外に出かけるのは億劫!それにこの頃の円安傾向も気に入らないし…。
日本国内で良いじゃないか!国内ならテーマは「日高見国」、日高見国なら近場の鹿島・香取あたりから始めようか。

上記以外で、今年の気がかりな出来事・事柄を列挙すれば、「高経年マンション」、「ユーチューブ」そして「ヨーガ」。

○高経年マンション
私が今住んでいるのは築50年の「公団型郊外中層集合住宅団地」、エレベーターのない4階建ての4階です。いつまで4階まで階段の昇り降りができるか不安になり、今年の初めごろから転居先を物色していたところ、同じ棟の1階の住戸が売りに出されました。
いろいろと気になる事はあるのですが、思い切って入手することにしました。

気になる事とは:私の余命は多分10年前後、私が生活するには問題ないと思うのですが、その後がどうなるか?
・売れるか? (買い手がつくか?)
・いつ頃まで住めるか?(10年後、30年後or 50年後?)
・いつ頃まで欲しい人がいるか?(有償であれ無償であれ)
・このマンション団地はいつまで存続するか? その時のカタチは?

高経年マンションの1事例として、「Eハイツの50年、これからの50年」と題する記事をこのブログに連載してみようかなどと考えています。

○ユーチューブ
私の最近の情報収集は「ユーチューブ」に多くを依存しています。
紙の新聞は10年ぐらい前に購読を止め、ネット版を読んでいたのですが、こちらも数年前に有料版は止めてしまいました。テレビも余り見なくなり、最近ではNHKの朝のニュース、それも始めの「主な項目」だけで済ますことが多くなっています。
紙の新聞を時々は買いますが、読むというよりは、包むとか拭くための必需品。

その代わりに「ユーチューブ(YouTube)」を視聴する時間が多くなっていますが、気掛かりなこともいろいろあります。
・「ユーチューバー」と称される記事の発信者の正体は不明な場合が多く、発信の意図・目的に疑心暗鬼させられる。
・サイト運営者による検閲が厳しいらしい。
・どうしても自分が気に入った傾向の記事を視聴しがちで、入手情報が偏る恐れがある。

○ヨーガ
目白台で月2回程度開かれるヨーガ研修会に9月から参加しています。研修会自体は1時間半なのですが、自宅から電車を乗り継いで、最後は都電荒川線(最近は何とか言うカタカナで呼ばれている)、往復で4時間近くかかりますが、楽しい小道行(みちゆき)です。

「ヨーガ」か「ヨガ」か…語ればいろいろありますが、ここでは深入りしません。

何故今ヨーガを始めたのか?大袈裟に言えば、心身の調整ないしは改善のため。要は体がスッキリしないので何とかしたい、と言ったところです。
実は30年ほど前のことですが、芝増上寺で開かれていたヨーガ研修会に10年間近く通っていたことがあります。オーム真理教の麻原彰晃が耳目を集めていた頃でした。

さて来る2024年はどうするか?来年の3大テーマ

① 住いの整備
足が弱った時に備えて、同じ棟の1階に住戸を入手することにしました。引渡しが2月です。
壁のクロスを貼り替えたり簡単なリフォームをして、いつでも引っ越せるようにしておくつもりですが、いつ引っ越すかは未定。現住の4階は日当たりも良く、マアマア気に入っているので、急いで引っ越す気になりません。また日に1~2度、4階と地上を往復するのも足腰のためには悪くない。

1階の住戸には専用庭が付いています。下見の時にこの庭に降りてみて、何故かふと思いついたのが「畑」、野菜でも作ってみようか。チョッと調べてみると、小さい耕運・草刈兼用機みたいなものも売られているようだし、グータラ年寄りにも続けられるのではないか?

私は植物を育てるのに興味が無いと言うか、面倒というか…4~50年前に妻が畑を借りて野菜を作っていたのを手伝ったぐらいしか経験がありません。
しかし遡って小中学生の頃を思い出せば…兼業農家の子として畑仕事や田植・稲刈りなども手伝っていました。面白くてやっていたのか、嫌々だったのか、定かでありませんが。夏休みに青果市場に大根を持って行き、小遣い稼ぎをしたり…大きな大根が1本10円(?)で売れて喜んだ記憶が残ってます。市場まで約3km、どうやって運んだか? 多分リヤカー。

② 「東十二丁目誌補解の補」(草稿)のブログ投稿
今年は〈「東十二丁目誌補解の補」の執筆〉などと大上段に構え過ぎた感があります。来年は気楽に行こうと思っています。
取材を兼ねて3月に1度くらいは帰花したいと思います。家の無くなった身としては、宿やレンタカーを予約したりせねばならず、色々と面倒ですし、物入りでもありますが。

③ 国内旅行の実行
テーマは「日高見国」、手始めに千葉・茨城・群馬辺りから。
旅には、事前にあまり調べたりせず現地に飛び込み、現地で直にいろいろ感じたり得たりするか、前もってあれこれ調べてから出かけるか、人様々と思います。即応性に乏しい私は後者が主です。現地に着いた時には飽きているなんてこともありますが、長い期間楽しめます。

「日本とユダヤの古代史&世界史」(注1)をベーステキストにして、あちこち彷徨ってみたいと思います。

[補足]
(注1)
日本とユダヤの古代史&世界史 – 縄文・神話から続く日本建国の真実」:茂木 誠・田中英道著、2023.6.9 ワニブックス発行
⇨「高天原 in Hidakami-koku : 「日高見国」再見
⇨「田中英道先生と語る『日本とユダヤの古代史&世界史』
⇨「田中英道×茂木誠:ユダヤ人埴輪と古墳の謎!芝山古墳とはにわ博物館へ行って来た!

(2023.12.31掲/24.1.3改)

「私の行く年・来る年(2023~24)」への1件のフィードバック

  1. 友達の承認、有り難うございます。貴兄のFacebookを見せて頂くと随分好奇心が強く、行動力があるのに驚かされます。今後も引き続き情報発信して下さい。楽しみにしています。

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