1. 江戸川の肖像:人工的に造られた大河
江戸川は、関宿(千葉県野田市)で利根川から分かれ、東京湾へと注ぐ全長約60kmの河川です。しかし、その姿は自然が作ったものではなく、徳川幕府による「利根川の東遷」という巨大プロジェクトの産物です。
かつて「太日川(ふとひがわ)」と呼ばれた旧流路を改修し、江戸を水害から守る「放水路」として、また東北・北関東と江戸を結ぶ「物流の幹線(舟運)」として整備されました。この歴史的背景が、後の「渡し」のあり方に大きく影響を与えることになります。
カテゴリー: その他
台湾で台湾人が歌う日本演歌① 詹雅雯特集
▪ はじめに:台湾の心を歌う歌姫
台湾で「演歌」といえば、真っ先に名前が挙がるのが詹雅雯(ジャン(チャン)・ヤーウェン)(注1)です。彼女の歌声は、単なる美声にとどまらず、聴く者の魂を揺さぶる深い哀愁と力強さを秘めています。今回は、日本とも縁が深く、病と闘いながらも歌い続ける彼女の足跡を紹介します。
閑話: 楽音楽 Enjoying Music
私は音楽に詳しいわけでもないし、愛好家という程でもないが、音楽をBGM程度に聞き流すことはよくある。特に2年前に一人暮らしになってからは、テレビ放送を見ることが激減し、代わりにインターネットで音楽等を視聴することが多くなった。
本稿は閑話…最近見聞きしている音楽について書き散らす。
(画像をクリックすると動画が再生されます。)
回想のコンピュータ
私がコンピュータ(電子計算機)と出会ってからかれこれ60年以上が過ぎた。80歳を過ぎた今思うに、若いうちにコンピュータと馴染むことが出来たのはラッキーだった。
2年前に「東十二丁目誌補解」を自費出版したが、この本の謝辞の中に次のように記した。
高天原 in Hidakami-koku : 「日高見国」再見
(「日本とユダヤの古代史&世界史」(注1))より)
《本ブログではこれまでに何度か「日高見」について取上げてきました(注2)が、本稿では近著から抜粋・紹介します。》
◆ 縄文時代にあった「日高見国」とは何か?「高天原」はどこか?
茂木:…田中先生がお話しする神話の話はもう全部がリアル。神さまもすべて実在し、実際にあった出来事であるということが大前提ですよね。
田中:『古事記』や『日本書紀』には神さまの名前が沢山出てきますが、ほぼ実在した人物であると私は考えています。もちろん伝承されたものが文章になったわけですから、詩的な表現や誇張した言い回しなどもあるでしょうが、大元の話は真実の出来事であると思います。誰かが創作したフィクションではないのです。例えば「高天原」というのは、「天界」だと思われていますが、私は実際に存在した場所であると考えています。
茂木:…まずは田中史学の真髄であります「日高見国(ひだかみこく / ひだかみのくに)」のお話に入っていきたいですね。
「日高見国」とは、縄文時代から東日本を中心に存在していた古代国家……ということですが、初めて聞いたという方も沢山おられると思いますので、「日高見国」の基礎知識をまずはお話できればと思います。その名前がはっきり出てくるのは『日本書紀』や『古事記』でしょうか?
死ぬるということ -母の訪問看護記録から-
私の母は平成29年(2017) 1月25日にサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)で亡くなりました。94歳、今年が七回忌です。
亡くなるまでの1年分の日記を2020年3月から「老いるということ -母の日記から-」と題して本ブログに投稿したのですが (⇨https://hitakami.takoffc.info/?s=母の日記)、亡くなる直前2ヶ月は何も書かれていませんでした。
本稿では残されていた「訪問看護記録」から最後の2ヶ月の記録(抜粋)を転載します。タイトルを「死ぬるということ -母の訪問看護記録から-」としました。「死ぬる」とはあまり耳慣れない用語と思いますが、前稿の「老いる」に合わせてみたものです。(注1)
母は28年9月中旬に腹痛が続き岩手県立中部病院に入院、胃癌と診断されました。月末の退院時に緩和ケア病棟への転院を希望したのですが、満室で叶わず、空くまでの間サ高住で在宅療養することになり…