6 むらの民俗


「東十二丁目誌」の「第6章 むらの民俗」では、概ね近世後期から近代まで (太平洋戦争終戦まで) の東十二丁目の暮らしについて解説しています。

第1節 民家  (住家、居屋敷、ドンヅキ、棟上げ、かや葺の屋根)
第2節 食生活  (米作りが食えぬ米、野菜は豊富、副食物、行事食、調味料、救荒食物と調理)
第3節 衣生活  (着物、働き着の種類、故事の着装、衣料としての大麻)
第4節 婚礼と葬儀  (婚礼、葬儀)
第5節 年中行事  (生活のリズム)
第6節 民間信仰  (村の信仰、参りの仏、かくし念仏、講、路傍の祈り)

「6.1 昭和10年代(1935-)の暮らし」にこれを補完するものとして、昭和16年に編纂された「島郷土史」(注1)から「風俗」の章全体と「宗教」の章の抜粋を転載します。また最後に他書から小学校に関する一文(抜粋)を加えました。
「6.2 伊勢無尽講と伊勢参宮」は「第6節 民間信仰」の「講」の、そして巻末の「付2 石碑アルバム」は同節「路傍の祈り」の参考資料です。

[補足]
(注1) 「島郷土史」:昭和16年(1941)に東十二丁目の有志によって編纂された。編纂経緯などは「7.7 『島郷土史』の目指したもの」をご覧下さい。

 (2021.10記/22.1改)