「あづま海道」を読む

「アズマカイドウ」のことを初めて聞いたのは5年以上前のこと。
古代・中世の頃、平泉から紫波東部まで「あづま海道」という道が通じており、矢沢地区を縦断していた、ということだった。
その後しばらくは「あづま海道」のことをあれこれ調べていたのだが、何時しか関心も薄れ、ほとんど気にすることも無くなっていた。ところが今年に入って、矢沢地区のコミュニティ誌に「あづま海道」について寄稿することになり、また「あづま海道」について調べ直してみたのだが… 結局のところ矢沢地区については全くの暗中模索!?

本稿では私がこれまでに目を通した文献類を紹介する。

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老いるということ -母の日記から-〈5〉

平成28年(2016) 5月   93歳9月
            (残 8月)

5月1日(日)
一日、八十八夜とやら
その昔、よもぎ摘みし田のあぜに浮ぶ顔々々
父、母、はらから…あの山あの小川、山吹の花、水の流れの音…

寝てばかり ベッドの上でゴロゝゝ
何のやる気も出ず どうしたことかと思うばかり…
外は雨 あれもこれもと思うだけ…

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老いるということ -母の日記から-〈4〉


平成28年(2016) 4月   93歳8月
            (残 9月)

4月1日(金)
食事 部やまで持って来てもらう…
昼は二階の食堂までやっと出る
インフルエンザ流行ってるとの事に皆要注意…
いゝお天気というのに何もやる気起らず…毎日ゴロゝゝ
買いものしてもらう…
何を飲めば食べれば元気がでるかな
豆乳とやらに決めた。
くすりじゃないから解らない。
このだるさ早く脱ぴしたい…
まるで五月頃の気候だ…

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あづま海道・再々考

「あづま海道」については、5年前に「あづま海道とは何か」と「あづま海道・再考」と題して2回取上げました。今回はその後得た知見も加えて改めて「あづま海道」について考えてみます。

1. あづま海道とは
あづま海道は平泉から紫波東部まで、主に北上山地西麓を通っていた古代・中世前期の道で、近世には既に廃れてしまっていた、とされる古道です。
この古道の探索と選定が10年以上前から試みられ、奥州市と北上市内のルートが選定されています (奥州市内の約9kmは「東北自然歩道 新・奥の細道」の「東街道を訪ねるみち」として認定・整備された)。また花巻市と紫波町でもルート選定の動きがあるようです。

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老いるということ -母の日記から-〈3〉

平成28年(2016) 3月   93歳7月
           (残 10月)

3月1日(火)
ケアマネさん カイゴ更新のことでお話しあり
二十日で間にあうとのことでよかった…
洗たく掃除してもらう さっぱりする。
マッサージやさん やっぱり続けることになるかなあ
もう少し宿題としようか 老体にどうかな等思ったり
でもその時だけでもいゝなら…
と迷ったり もう少し様子みようか…

[欄外] 風邪もやっとぬけたかんじ

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老いるということ -母の日記から-〈2〉

平成28年(2016) 2月   93歳6月
           (残 11月)

2月1日(月)
大根思ったよりかたくて味しみとおらない。時間かかりそう…
何か新しいものはと探して見当たらない
デーサービス…はこに毛糸を巻くゲーム?だったが、
のり子さんと共作、あの人見かけによらず本当にニンチ症?若いのにお気の毒…
無理に持って行ってもらう
毎度のことながらつかれる
冨沢さんの云い分も少々気になったが…皆それゞゝ同じやないと改めて思う。こっちがおかしいの どっちがどっちか解らなくなる

[欄外] デーサービス  箱に毛糸をまく  これもまたたのし

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