(本稿は「タウンやさわ 第37号」(R3.2 矢沢観光開発協議会発行)に寄稿した原稿に若干の変更を加えたものです。)
あづま海道とは何か
「アズマカイドウ」という道がはるか昔に北上山地の西麓、東十二丁目の東側を通っていたということを、初めて聞いたのは6年前のことでした。
矢沢観光開発協議会の今は亡き佐藤建さんのお話では:-
・古代・中世の頃、北上山地の西麓を南北に縦貫する幹線道路があり、「アズマカイドウ」と呼ばれたが、後に廃れた。
・近年この古道の再発見が試みられており、北上市や奥州市ではルートの確定、道標の設置などが完了している。
・矢沢地区ではこれまで特別の取組みはなかったが、観光開発協議会の事業としてこれから取組もうとしている。